「保育士の仕事が最も忙しいのは3月だって噂で聞いたことがある」
「保育士の仕事が忙しい時期っていつなの?」
「そもそも何で保育士の仕事って忙しいの?」
このように保育士の仕事が忙しい時期やなぜ忙しいと言われているのかを疑問に思っている人が多くいます。
本記事は、保育士の仕事の忙しさについて、現役保育士の意見も踏まえて解説します。
- 保育士の仕事が忙しい時期
- 保育士の仕事が忙しいと言われている理由
- 保育士の忙しさを軽減する方法
保育士が最も忙しいのは3月?
保育士が最も忙しい時期については、人や働いている保育園によって異なりますが、一般的には年度が始まる4月〜5月が最も忙しいと言われています。
もちろん、年度終わりの3月も忙しいことには変わりはありませんが、担当クラスの変更や行事が多い時期でもある年度始まりが最も忙しいです。
一般論ですので、前述したように、年度終わりでの引き継ぎや年長クラスの担当ですと卒園式の準備などもあるため、3月が最も忙しいという保育士もいらっしゃいます。
保育士が忙しい時期はいつ頃?
保育士の仕事は、1年を通して忙しい仕事だと言われています。
ただ、年度末や年始、行事が連続して開催されるような時期だとより一層忙しいことがあります。
保育士が特に忙しい時期はいつなのかを解説します。
入園シーズン(春)
多くの保育園では4月が新年度の始まりですので、多くの子どもたちが新しい保育園や幼稚園に入園します。
この時期は、新入園児の受け入れ準備や新年度のクラス編成、保護者との打ち合わせなどで保育士にとって忙しい時期です。
5月頃になると遠足などの行事も始まりますので、4月〜5月は1年の中でも忙しくなる時期です。
行事やイベントが多い月
保育園や幼稚園では、クリスマス、運動会、入園式、卒園式などの行事やイベントがある月は特に忙しくなります。
これらの行事の準備や実施、そしてその後の片付けなどが保育士に負担をかけます。
日々の業務にプラスして行事の準備をするので、行事やイベントが多い月は一年の中でも特に忙しい時期です。
夏の休園期間前
新年度の4月〜5月や行事が多くなる年末に比べると若干余裕はありますが、夏の休園期間前は忙しい時期です。
夏休み前の期間は、子どもたちの保育計画を調整し、夏休み中の活動やイベントを計画するための準備が忙しくなります。
今回ご紹介した要因によって、保育士が忙しくなる月が異なります。
特に、新年度の始まりである4月頃やクリスマスや年末の行事が多くなる12月頃は一般的に忙しいとされています。
保育士が忙しいと言われる理由
多くの人が保育士の仕事は忙しいと聞いたことがあるのではないでしょうか。
ではなぜ保育士が忙しいと言われるか、保育士が忙しいと言われる理由をいくつか紹介します。
幅広い業務を一人でこなさなければいけない
保育士は預かっている子どものお世話だけでなく、行事の準備やペーパーワーク、保護者への報告など幅広い業務を一人でこなす必要があります。
マルチタスクを子どもの世話をしながら且つ業務時間内に終わらせるようにするため、休んでいる暇がないくらい忙しいです。
特にクラスを担当していれば、子ども達がいる時間は、ずっと集中して働き続けなければいけないです。
年間行事が多く準備が大変
保育園では年にいくつかの年間行事があります。
年間行事の準備、普段の業務に加えて行事の準備も加わるため、忙しくなってきます。
年間行事の準備をする際は、日々の業務の合間を縫って進めていくのですが、合間の時間だけでは足りないことが多く、残業が増えてしまう保育士もいます。
業務とは別に研修や実技練習の時間が必要
保育士がスキルアップやキャリアアップをするためには、業務とは別に研修や実技練習の時間が必要です。
研修や実技練習の時間を割く必要があることが、保育士が忙しい理由の一つです。
研修の内容としては、最新の教育に関する知識だけでなく、新しい遊びを覚えたりする研修あります。
保育士が忙しい時間帯
保育士の1日の流れの中でどの時間帯が一番忙しいのでしょうか。
1日の中で忙しい時間帯とその理由を解説します。
開園前から登園時間
時間外保育の子どもがいる場合は、7時頃から子どもが登園してくるため、忙しくなってきます。
親と離れたくないあまりクズクズしてしまう子どももいるため、時間がかかることもあります。
出席の確認などもするため、この時間は非常に忙しい時間帯です。
昼頃(給食・お昼寝の時間)
お昼ご飯の準備などで忙しくなる時間帯です。
お昼寝の時間がある場合は、給食の準備から給食中、昼寝までの流れがあるため、休憩が取れない可能性が高いです。
子ども達がお昼寝している時間帯は、保育日誌や連絡ノートの記入など事務仕事を進めます。
降園時間〜閉園後
午後になると子ども達は順次降園となり、保護者へ連絡事項を伝えたり、1日の様子を伝えたりします。
子ども達が帰った後は、次の行事の準備であったり事務作業をする必要があります。
ほっと一息つきたいところではありますが、この時間を効率良く過ごさなければ、残業になったり家に持ち帰らなければならなくなります。
保育士の忙しさを軽減するためには
保育士の仕事をしていてあまりにも忙しいと感じているのであれば、それは危険なサインかもしれません。
保育士の仕事はもちろん忙しい仕事ではあります。
しかし、自分のキャパシティを超えているような忙しさであれば、それは自分にとっても預かっている子どもにとっても良くない可能性が高いです。
あまりにも忙しいと感じているのであれば、転職することをおすすめします。
保育士の人数に余裕がある保育園に転職することができれば、ある程度余裕を持って仕事に取り組むことができます。
余裕を持って仕事に取り組むことで、子ども達への対応もより丁寧にできるのではないでしょうか。
保育士が転職を成功させるには
あまりにも忙しい保育園で働いている場合、他の保育園に転職することも検討するべきです。
忙しさのあまり、保育士としての仕事を続けるか迷ったり、子どもに当たってしまっては本末転倒です。
転職を本格的に考えている人に向けて、保育士の転職を成功させる方法を解説します。
転職エージェントを有効活用する
保育士が転職を成功させる最も有効な手段は、保育士専門の転職エージェントを活用することです。
転職エージェントを利用することで下記のようなメリットがあります。
希望条件に合った求人を探してくれる
「今よりも給料を高くしたい」や「人間関係の良好な職場」など、転職先に求める条件がそれぞれあるはずです。
希望条件に合った求人を一人で見つけようと思うと時間と労力がかかります。
転職エージェントを活用していれば、希望条件に合った最適な求人を紹介してくれます。
必要提出書類の添削をしてくれる
希望条件に合った求人が見つければ、履歴書と職務経歴書を送る必要があります。
転職が初めての人や慣れていない人は、書類の書き方がよくわからないですよね。
転職エージェントを活用していれば、履歴書と職務経歴書を丁寧に教えてくれます。
添削もしてもらえるので、自分の魅力を最大限伝えられる書類を書くことができるのです。
面接対策をしてくれる
書類選考が通れば、次は面接に進みます。
転職エージェントは、面接対策も一緒に進めてくれます。
面接が苦手な人は、転職エージェントに面接の練習をしてもらいましょう。
保育士転職におすすめの転職エージェント
保育士が転職する際には、保育士専門の転職エージェントを使うことをおすすめしています。
転職エージェントを利用することで、非公開の求人情報を収集できたり、面接対策をコンサルタントと相談することができ、効率的に転職活動をすするめることができます。
保育士ONE
保育士ONEは、株式会社リンケージが運営している保育士を専門にした転職・求人サービスです。
他の転職サービスと比べると、新しいサービスですが、多くの転職者を輩出しています。
条件の良い求人や一般には公開されていない求人を数多く取り扱っており、登録することで閲覧することができます。
求人の多くは関東地方の保育園ではありますが、地方の求人も取り扱っているため、地方の保育士さんも利用することができます。
保育士ONEの利用者からの口コミや評判が良いことも特徴の一つです。
保育士ONEの口コミや評判に関する詳しい内容はこちらの記事をご確認ください。
保育士ONEの転職サービスが気になる方は、ぜひ登録してみてください。
キララサポート保育
キララサポート保育は、株式会社モード・プランニング・ジャパンが運営している保育士転職サービスです。
運営会社は、保育士専門の転職サービス以外にも看護師向けの転職サービスを展開しています。
また、転職サービス事業以外にも保育園を71園(2024年4月時点)運営しており、保育園を運営しているからこそわかる保育士の悩みや転職に対する条件を汲み取ってくれます。
公式ホームページには、保育士向けのお役立ち記事を公開しているため、情報収集のためにも一度覗いてみてください。
保育士エイド
保育士エイドは、「ストレスフリーの保育園を紹介する」をコンセプトに保育士向けの転職サービスをしています。
保育士エイドの担当者が求人を出している保育園に頻繁に伺い、職場の雰囲気や人間関係の情報を常にアップデートしているため、入った後のギャップがなるべくないようにしています。
求人の紹介をしてくれる際も、面談からヒアリングした希望に沿った保育園を紹介してくれるため、転職後の満足度も高いことが保育士エイドのサービスの魅力の一つです。
現状の職場で人間関係が理由で転職を考えている方は、保育士エイドのコンサルタントに相談してみてはいかがでしょうか。
まとめ
本記事では、保育士の忙しい時期について解説しました。
新年度である4月や行事が多い年末頃は特に忙しいと言われています。
保育士はとても忙しく、責任の重い仕事ですので、自分流でも忙しさの軽減ができる方法を探すことをおすすめします。
忙しさに耐えられないと感じているのであれば、働く保育園を変えてみてはいかがでしょう。
転職する際は、不安なことも多いと思いますので、転職エージェントを有効活用しましょう。
コメント