MENU

保育士の給料が上がる?現状から給料を4万円上げるための方法を伝授!

「現役で保育士をしていて、正直もう少し給料が欲しい、、、」

「保育士をしていて給料を上げる方法を知りたい」

「保育士をしながら収入を増やす方法はあるのか知りたい」

本記事では、収入を少しでも増やしたい保育士に向けて、保育士が給料を上げる方法をご紹介します。

  • 保育士の給料相場について
  • 保育士の給料を上げる方法
目次

保育士の給料相場はどれくらい?

保育士の給料相場について、みなさんはご存知でしょうか?

保育士の給料について相場感を解説していきます。

保育士の勤続年数は、8.8年となっており、平均年齢は38.1歳です。

年間の給与額が「382.2万円」という結果になっています。

参考として、幼稚園教諭の給料が「386.6万円」でした。

女性労働者全体の平均賃金と保育士の平均給与を比べてみると、必ずしも保育士の給与水準が高いとはいえません

ただ、業務や職責によって保育士さんの中でも平均以上の給料をもらっている方もいらっしゃいますので、給料を上げようと考えているのであれば方法はいくつかあります。

将来的に保育士の給料は上がるの?

保育士の処遇に関しては、国が改善を目的とした政策を現在も継続しています。

特に、処遇改善制度により、保育士のキャリアを体系化し、保育士の給料を上げる仕組みが作られました。

現在保育士は、深刻な人手不足になっており、給料の改善をすることで、人手不足を解消しようとしていることも背景にあります。

処遇改善加算に関して、詳しく解説していきます。

処遇改善加算について

保育士の処遇改善には2種類あり、処遇改善加算Iと処遇改善加算IIがあります。

現在は、2種類に分かれていますが、事務手続きの簡素化を目的に一本化の検討をしているようです。

ここでは、それぞれの制度について解説します。

処遇改善加算I

処遇改善等加算Ⅰは、保育士の平均勤続年数によって加算率が上がる制度です。

「平均経験(勤続)年数」は各施設や事業所等に在籍する職員一人あたりの勤続年数を全て合算し、その値を対象となる職員数で割って算出しています。

正職員のほか、1日6時間以上かつ月20日以上就労するパートやアルバイトといった非正規職員も対象となり、施設で働く多くの方の給与の増額が期待できる制度になっています。

処遇改善加算II

処遇改善等加算Ⅱとは、保育士のキャリアアップに向けて研修体制を仕組みかし、技術や経験を積んだ保育士に対して賃金を上乗せする仕組みです。

保育施設では主に「園長先生」「副園長先生」「主任」といった3つの役職のみで運営する園が多く、それ以外の役職が少ないく、ステップアップが難しいことから、「キャリアを積んでも役職に就けない」「経験を重ねても昇給できない」などさまざまな不満を感じ、離職してしまう方もいたようです。

そのため、国は新たに3つの役職を作り、保育士がある一定の条件をクリアして研修を修了することですることで、月額5千円~4万円の賃金加算が受けられるよう、制度を策定しました。

キャリアアップ研修に関する記事も書いていますので、参考にしてみてください。

対象となる保育士

処遇改善等加算Ⅰの場合は、

「非常勤職員を含む、すべての職員が処遇改善の対象者」と説明されています。(※参照)

また、該当条件として、1日6時間以上かつ20日以上勤務する職員であれば、保育士以外の事務員や調理員なども対象になります。

一方、処遇改善等加算Ⅱの場合は、

「保育士としての経験年数が3年以上の職員が対象者」になります。

条件を満たすためには「目指す役職に必要な研修の修了」が必要です。

このように対象者や条件が異なりますので、自身でも確認しておきましょう。

保育士で収入を上げる方法

国の政策によって、保育士の給料も改善しつつあります。

そうとはいっても、もっと給料を上げたいと思っている方もいらっしゃるはずです。

国の制度による給料増額を待つのではなく、自ら動いて給料アップを狙える方法をご紹介します。

他の園で働く

現在働いている保育園から働く園を変えることで、給料を上げられる可能性があります。

保育園の規模や経営している会社によって給料が異なりますので、今の給料に納得していない場合は、他の園への転職を考えてみましょう。

保育園のなかでも働く場所によっても給料が異なりますので、下記記事を参考にしてみてください。

公務員保育士になる

公務員保育士になることで、現状よりも給料が上がる可能性があります。

公務員保育士とは、公立の保育園に勤める保育士さんのことです。

公務員試験を受けて合格することで、公務員保育士として働くことができます。

公務員であるため、安定した収入を得ることができ、勤務年数につれて給料が上がっていく年功序列制度を採用しているところがほとんどです。

副業をする

最後は、保育士をしながら副業をして収入を上げていく方法です。

保育士をしながら副業をされている方は多くいらっしゃいます。

日中は、保育園に行かなければいけないため、勤務後の夜の時間や土日を使って副業をしているようです。

保育士の経験を活かせる副業も複数存在しており、保育士におすすめの副業をまとめましたので、参考にしてみてください。

副業をする際は、必ず職場の規約を確認し、副業可能かの確認をしましょう。

公立保育士の場合は、公務員ですので基本的に副業をすることはできません。

他の職種に転職する

給料を上げるということを目的とするのであれば、保育士を辞めて、一般の会社に就職することも選択肢に入ってきます。

一般企業に転職し、営業やマーケティング、経理などの職種として働くことで給料を上げることも可能です。

営業職や事務職は、未経験であっても積極的に求人募集をしているため、保育士からの転職もできます。

保育士免許を持っていると、一度保育士を離れたとしても再就職することが可能ですので、保育士に戻りたくなった場合は戻れば良いのです。

実際に筆者も、保育士を一度辞めて、子育てがひと段落した後に、保育士として再就職した経歴があります。

保育士転職のおすすめ事業者3選

保育士が転職する際には、保育士専門の転職エージェントを使うことをおすすめしています。

転職エージェントを利用することで、非公開の求人情報を収集できたり、面接対策をコンサルタントと相談することができ、効率的に転職活動をすするめることができます。

保育士ONE

保育士ONEは、株式会社リンケージが運営している保育士を専門にした転職・求人サービスです。

2021年1月にサービス開始した比較的新しいサービスですが、毎月多くの転職成功者を輩出しています。

好条件・非公開の求人を多数取り扱っており、会員登録をすると無料で閲覧することができます。

求人情報は関東地域が中心であるものの、地方の求人情報の掲載もあり、地方の保育士さんも利用することができます。

保育士ONEの利用者からの口コミや評判が良いことも特徴の一つです。

保育士ONEの口コミや評判に関する詳しい内容はこちらの記事をご確認ください。

保育士ONEの転職サービスが気になる方は、ぜひ登録してみてください。

キララサポート保育

キララサポート保育は、株式会社モード・プランニング・ジャパンが運営している保育士転職サービスです。

運営会社は、看護師さん向けの転職サービスも展開しており、運営元として信頼できる会社です。

また、転職サービス事業以外にも保育園を71園(2024年4月時点)運営しており、保育園の経営をしているからこそわかる保育士さんの悩みを解消してくれる求人の提案をしてくれます。

会員登録をしなくても、保育士さんに向けたお役立ち記事を掲載していますので、気になる方は一度公式サイトを見てみてください。

保育士エイド

保育士エイドは、「ストレスフリーの保育園を紹介してくれる」をコンセプトに保育士向けの転職サービスをしています。

保育士さんの離職理由は、職場の人間関係が悪いという理由が多く、そういった悩みを持っている保育士さんの転職活動を積極的に支援してくれます。

雰囲気の良い保育園を紹介してくれるため、転職後の満足度も高いことが保育士エイドのサービスの魅力の一つです。

現状の職場で人間関係が理由で転職を考えている方は、保育士エイドのコンサルタントに相談してみてはいかがでしょうか。

まとめ

本記事では、保育士の給料について解説しました。

保育士さんの人手不足は深刻で、命を預かる仕事なのにも関わらず、給料が低いということが理由の一つだと言われていました。

人手不足の解消や現在働いている保育士さんの満足度を上げることを目的に、国による支援策が打たれています。

以前に比べると給料面や保育士内でのキャリアアップの仕組み、研修制度は整ってきました。

それでも、保育士さんの給料は低いということが言われており、現状に満足されていない方は多くいらっしゃいます。

そんな方向けに、今回の記事が少しでも参考になればと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

保育士経験があるor保育士免許を持っている女性のキャリアに役に立つ情報を発信する編集部です。ピアノ講師→保育士→学童の先生というキャリアの3児の母が編集部長をしています。
子どもが産まれたタイミングで保育士を一度離職。子育てをしながらパートとして保育士に再就職。子育てが一段落したところで保育士の経験を活かした就職先である学童の先生として勤務中。

コメント

コメントする

目次